成長期?病気?胸が大きくなる原因として考えられることとは

成長期?病気?胸が大きくなる原因として考えられることとは

 

悩む女性

胸が小さいままで悩んでいる人も多いですが、最近急に胸が大きくなった、胸が張ってきたときも、自分の身体に何が起こっているのかわからず不安ですよね。

10代の成長期ならバストはぐんぐん成長するし、バストアップ効果でじわじわ胸が大きくなることもあれば、予期せぬ病気の可能性も。

今回は、急に胸が大きくなった原因として考えられることをまとめてご紹介したいと思います。

 

1.成長期 【初経前後】

10代の中学生~20歳までは身体がまだまだ未成熟な成長期。気付いたら胸がどんどん大きくなっていた、知らぬ間にブラのカップがあがっていたなんてこともありますよね。

この成長期に胸が大きくなることは、初経(初めての生理)と大きく関係しています。

個人差はありますが、女子が初経を迎えるのは10歳~16歳の間。だいたい初経の1年間前から乳頭が膨らみ始め、女性の身体になる準備を始めます。

そして初経を迎えてから3年後くらいまで胸全体が立体的に膨らみ、丸みをおびてきます。つまりこの初経1年前から、3年後までの4年間は胸が大きく成長する時期なのです。

 

2.成長期 【成熟後】

初経前後の4年を過ぎたらといって、成長が必ずしも止まるわけではありません。20歳を過ぎても、30歳を過ぎても急に成長期で胸が大きくなることはあります。

これは、女性ホルモンの分泌が活性化されることによって、胸をつくっている「乳腺」が発達し、脂肪分や栄養分が胸までしっかりと行き届いているということです。

ちなみに女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量がピークに達する年齢は30歳。妊娠や出産などを経験したりと、このタイミングでも胸が大きくなることは十分にあり得ます。

 

3.生理前

生理前は、胸のハリと共に若干の痛みをともなうことがあります。

胸のハリは乳房の中の「乳腺」が増殖することによって起こります。特に排卵後から生理前までの期間は(約2週間)、妊娠や出産に備えて身体が変化し、出産後に母乳を出せるように「乳腺」が発達するのです。

この時に分泌量が増えるのが「プロゲステロン(黄体ホルモン)」と呼ばれる女性ホルモン。「エストロゲン」とは別の種類の女性ホルモンで、排卵後~生理が始まるまでの間に分泌量が増えます。

この「プロゲステロン」の分泌が多いほど、乳腺が発達して胸が張り、痛みを感じるほど大きくなります。

 

4.妊娠

生理は来ていないのに、胸のハリや痛みを感じる場合は、妊娠の初期症状の可能性があります。また胸が張って大きくなるだけでなく、乳首にちりちりとした若干の痛みを感じる方もいるでしょう。

妊娠すると、女性ホルモンの「エストロゲン」と「プロゲステロン」の両方の分泌量が増えます。ホルモン量が増えることによって胸もかなり大きくなるので、妊娠して2カップほどバストアップすることがあります。

 

5.病気の可能性

女性の身体は敏感で、ホルモンバランスなどの変化や不調によって胸にも影響を与えることはよくあることです。

しかし、「よくあることだ」「どうせ生理前だ」と安心しきってもいけません。急に胸が大きくなった、張っている、痛いなどの症状があるときは、以下の病気にかかっている可能性もあります。

  • 巨乳症
  • 乳腺炎
  • 乳腺症
  • 乳管内乳頭腫
  • 乳がん

 

巨乳症

大きすぎる胸、巨乳を羨ましがる人もいますが、日常生活に支障をきたすほど大きくなってしまった場合は、巨乳症という病気の可能性があります。ホルモンの過剰分泌により、乳腺の肥大が止まらず、必要以上に胸が大きくなってしまうのです。

一時的なものの場合、ホルモンバランスの乱れが改善されれば胸の肥大も止まります。しかし、長期に渡って症状が続くときは、注射や薬などでホルモンの分泌を抑制・調整する必要があります。

 

乳腺炎

乳房の腫れ・痛み・発熱などの症状がある場合は乳腺炎の可能性が。授乳中のお母さんによくある炎症です。

授乳中に細菌が入り込んでしまい炎症を起こし、母乳が詰まることにより「しこり」ができます。すぐに症状が直ればいいですが、乳がんとの区別が難しいので、続くようなら病院で検査してもらいましょう。

 

乳腺症

授乳経験のない30~40代の女性に多くみられる症状です。痛みを伴うしこりができたり(片側だけだったり両側だったり)、乳頭から白・透明・黄色の分泌物が出たりすることがあります。

こちらは、乳腺が変化による良性の変化なので、通常は生理前に大きくなって痛みが増し、生理開始とともに痛みが減少することがほとんどです。

こちらも乳がんとの区別が難しいので、心配であれば病院で検査してもらいましょう。痛みが強い場合は、漢方薬、消炎鎮痛剤、ホルモン剤を使用することもあります。

 

乳管内乳頭腫

乳頭付近に良性の腫瘍が出来、乳頭から血液や分泌物が出る病気です。乳腺症と合併する可能性があります。

こちらも乳がんとの区別がつかない上、将来的に乳がんに発展する危険性が高いので、病院でしっかり検査をしてもらい、経過をみましょう。

 

乳がん

誰もが聞いたことのある「乳がん」は乳腺に出来る悪性の腫瘍(しゅよう)のことです。

  • 乳房のしこり
  • 血液の混ざった液体の分泌
  • 脇の下のしこり
  • 乳首の陥没
  • 左右の胸の大きさが明らかに違う
  • 乳頭が左右で別の方向を向いている

「乳がん」の症状は様々。そして早期発見が何より大切です。少しでも異変を感じたら、病院で診てもらいましょう。

 

まとめ

以上、急に胸が大きくなったときに考えられる原因について、いくつかご紹介しました。

胸の大きさを左右する「乳腺」の発達は、ホルモンバランスの変化によって起こります。特に、思春期や成長期など、自分の身体が未成熟の時に起こる胸の変化は、不安になるものですよね。

また、今回説明した原因以外にも、ただ単に太った(体脂肪が増えた)、筋肉量(特に胸筋)が増えた、なども胸が大きくなる原因の一つ。暴飲暴食が増えた、運動や筋トレをしているなど思い当たる節があるのではないでしょうか。

いずれにせよ、不安だなと思ったら、婦人科で検査してもらったり、定期健診のタイミングで心配な症状を相談してみましょう。胸の大きさだけでなく、ホルモンバランスなど自分の身体のことを知る良いきっかけになるかもしれませんよ。

 

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