運動中もしっかりバストケア!スポーツブラの正しい付け方
運動中も揺れやムレからしっかりバストを守ってくれるスポーツブラ。
バストを美しく見せる効果のある通常のブラとは異なり、スポーツブラはフィット感や付け心地、固定力などを重視してつくられています。
今回は、そんなスポーツブラの効果を発揮するための正しいつけ方について、ご紹介したいと思います。
1.スポーツブラの特徴
運動時専用でつけるスポーツブラ。通常のワイヤーブラとは特徴や利点が全く異なります。
- 胸を正しい位置でキープ
- バストが下に垂れるのを防止
- バストを支える「クーパー靭帯」を守る
- 着心地が良い・フィット感
- 通気性・速乾性(むれにくい)
このように、バストホールド力、フィット感、通気性などに焦点をあてた構造で、胸を揺れやムレから守ります。
運動時には快適なスポーツブラですが、スポーツ時以外は、通常のブラに変えるようにしましょう。上で説明したように、特徴や効果は全く違うものですから、効率的なバストアップを目指すなら通常のブラとスポーツブラを上手く使い分けましょう。
2.スポーツブラのつけ方
それでは早速スポーツブラの正しいつけ方を見ていきましょう。
背中にホックがあってとめるタイプと、ホックなしのタイプのつけ方をそれぞれご紹介し、その後共通してチェックすべきポイントをご紹介します。
ブラをつける前にチェックすること
・サイズはあっているか
・肌触りのよい生地かどうか
・伸縮性に優れているか
・通気性・速乾性は優れているか
背面ホック有りのスポーツブラのつけ方
①両肩にストラップをかける
②アンダーのラインに合わせてホックをとめる
③ストラップの長さを調節する
④カップにしっかりバストが入っているか確認
背面ホックなしのスポーツブラのつけ方
①上からかぶる
②アンダーゴムを乳房の下までゆっくり引き下げ、水平になるように整える
③少し前かがみになり、カップの中にバストを収める
(脇肉がはみ出ないように注意。)
④肩紐のゴムが緩すぎたりきつすぎないかチェック
⑤後ろ側がねじれたり、左右ずれたりしていないかチェック
最後のチェックポイント
スポーツブラをつけ終わった最後に必ずチェックすること
- 腕を上下、体を左右に動かす、ジャンプするなどして気崩れやズレがないかどうか
- カップの生地にしわがなく、ピンと張ってしっかり胸にフィットしているか
- ストラップ(肩紐)はきつすぎず、指2本を入れて2~3センチ程度の余裕があるか
- ストラップ(肩紐)はゆるすぎてずれ落ちてこないか
- アンダー部分は指2本分くらいが入る余裕があるか
- アンダー部分は水平であるか(中央部分のみが上がっていてはダメ)
これらに当てはまっていない状態で運動をしても、バストを守るどころか、スポーツブラとしての効果をまったく発揮できなくなってしまいます。
まとめ
以上、今回はスポーツブラの効果を発揮するための正しいつけ方についてご紹介しました。
運動中の激しい揺れや、汗などのムレからバストを守るスポーツブラですが、ただつければ良いわけではありません。
スポーツブラの生地の質や、通気性などの機能、そしてしっかりフィットしてバストの「クーパー靭帯」をしっかり守ってくれるか、そんなことに意識してスポーツブラを活用してみましょう。